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地球で起きてるこんなことの最近のブログ記事

 ワシントン条約とは、絶滅の恐れのある野生動植物の国際取引に関する条約です。この条約によって、絶滅の恐れのある動植物の輸出入が制限されるなどし、動植物を守ります。今回、その対象としてマグロがとりあげられました。日本人にとっては、食文化の一つであるマグロです。ですが、マグロを食とみなさない国の方がはるかに多いのが現実です。以前も、日本の食は輸入に頼っているといることをお話しました。もしマグロがワシントン条約に加われば、マグロの輸入が難しくなり、私たちの食生活に影響が出ることも確かです。けれども一方で、輸入に頼る食生活を見直すいい機会になることも事実です。

 

110106_1.jpg早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

 今年に入り、IPCCでは、地球温暖化に関する2007年の報告書におけるヒマラヤ氷河の解氷速度(2035年にはなくなってしまうという見解)について、科学的根拠がなく誤りであったとする声明を発表しました。ですが、ヒマラヤの氷河が確実に融解していることは事実です。2035年にこだわるのではなく、少しずつ着実に溶けているというこの現実をどう捉えるかが必要であると思います。

 

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早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

前回、フードマイレージについて言及しましたが、それに関連して一言。日本の食糧自給率は低く、ほとんどを海外からの輸入に頼っています。日本で作ったものを日本で食べる、それだけで、エネルギー消費量もぐんと減ります。日本の農家を見直すいい機会です。食育と安全性の観点からもご家庭や地域で食物を育てられたらいいですね。

 

 

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早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

 

第25回 フードマイレージって何?

最近、フードマイレージという言葉を耳にすることはありませんか?フードマイレージとは、直訳すると食糧(food)輸送距離(mileage)となります。だいたい意味が想像できましたか?わかりやすく説明すると、食品の生産地とその消費地が近ければ、フードマイレージは小さくなり、遠くなると大きくなる。つまり、地産地消の生活をすれば、多くのエネルギーを使わず、結果的にはCO2削減につながるというわけです。

 

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早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

 

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 今やわりばしは、コンビニなど飲食店等では当たり前のように使用されています。かつてわりばしは、余った木材から作るという知恵から生まれたものでした。しかし現在では、日本で使われているほとんどのわりばしが、中国からの輸入品となっています。その理由として、中国産の木材が非常に安いことがあげられます。その結果、わりばしにするために、木材をすべてわりばしに加工してしまっているのです。この現状を鑑みて、最近ではわりばしを使わない飲食店が増えつつあります。コンビニでも必要のない時には断る、そういった一つひとつの積み重ねが大切といえますね。

1000729_1.jpg早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

 

第23回 ホッキョクグマが危ない!

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白クマのピースケはホッキョクグマです。北極の氷の上で生活しています。
近年、北極の氷が温暖化の影響で減少してきていることについては以前お話しました。ホッキョクグマは、主にアザラシを食べて生活しています。息継ぎのために氷の穴から出てきたところを捕まえ食べているのです。ところが、氷が少なくなってきた今、なかなかアザラシの狩りができません。そのような場合、どういったことが起こると思われますか?悲しいことに共食いをはじめるものもいるとのこと。生きるために必死なのです。

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客員研究員
神宮文代

 

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 ハイチ、チリでの大地震は、最も記憶に新しい地震です。ハイチではおよそ23万人の犠牲者がでたといわれています。今も、多くの国から支援を受け復旧活動を行っています。

ところで、地震と地球温暖化と直接的な因果関係はなさそうな気もしますが、大地震が起きた後の対処の仕方により、その地域の荒廃が問題になってきます。日本のような先進国でも阪神淡路大震災が起きましたが、膨大なエネルギーと時間をかけ、復興に向けた努力を行ってきています(その地震を経験した人々の傷は癒されることはありませんが)。先進国の場合では、何とか元の姿に戻すことができたとしても、発展途上国の場合では全てが完全に戻ることは難しいと思います。

 

 

 

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早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

第21回 ペットボトルもついに・・・

 

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ここ数年で掲題のペットボトルのシェアが勢いよくのびています。自動販売機やお店の中を見ていただけるとよくわかると思います。そのペットボトルの中で少し軽いな、やわらかいなと感じるものを手にしたことはないでしょうか。それは植物由来成分を一部ペットボトルに使用することによりリサイクルもしやすいように工夫されているものです。マイ水筒をもつことの方が環境にはやはり優しいと思います。

 でも、ペットボトルへの環境的関心が高まりつつあることはいいことですね。少しずつ、きれいな未来にしていきましょう。

  

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客員研究員

神宮文代

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みなさんは、世界遺産を一度は見に旅行に行ったことはありませんか?世界遺産は、1972年にユネスコで採択された「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」に基づいています。日本の顔でもある「富士山」が世界遺産に認められなかった話は有名ですね。いろいろな問題はありますが、そのひとつにゴミ問題があげられます。
 最近ではマイバックも特別なものではなくなりました。今や一人ひとりのモラルの問題といえます。美しい富士山をもっと美しく、そして後世に残していくためにも。

 
 
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早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員

神宮文代

                                                      
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現在の世界の人口は、68億人を超えどんどんと増え続けています。国別でみると、1位が中国、次いでインド、アメリカ・・・そして10位に日本があがっています。人口が増加するとどのようなことが起こるのでしょうか。まず、生きていくために食糧が必要になります。しかし、この人口を満足させるだけの 食糧は残念ながら地球上にはないと言われています。
 この人口問題対策について記憶に新しいものに1970年代後半からはじまった中国の一人っ子政策が想起されます。この対策は中国に急成長をもたらしました。少なからず人が増えれば二酸化炭素排出量は増えていくのです。環境という側面を考えても、人口問題は大変重要な課題といえます。

 

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神宮文代

 
早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
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